成年後見人の最初の仕事
今日は、同業の司法書士の成年後見業務のお手伝いをしました。
成年後見人に就任すると、最初にしなければいけないのが、
財産探し。
成年後見申立時にも、ある程度財産の有無を調べるのですが、
就任すると、原則1ヶ月以内に財産目録を家庭裁判所に提出しなければなりません。
そのため、被後見人の自宅の家探しをすることになります。
今回は、被後見人が施設に入っておられるようで、
後見人である司法書士一人が家探しするのもなんなので、
被後見人本人のお世話をされてきた方と、
後見業務経験のある司法書士二人(そのうちの一人が僕)が立ち会って
約2時間かけての家探しとなりました。
現金や貴金属なども探さないといけませんが、
通帳や、印鑑、権利証、証券、鍵などとにかく、本人の財産の手掛かりとなるものを
家中探しまわります。
暑いわ。
かゆいわ。
喉は乾くわ。。。正直かなり大変。
それでも、なんとか色々探し出しました。
このあとは、後見人である司法書士が、
銀行などで、口座の名義変更などの手続、貸金庫の手続、
証券会社との手続など、事務手続を進めていきます。
これも1件1件かなり時間と手間を要します。
後見業務というのは、ケースによりけりですが、最初はほんとに大忙しです。
老人の一人暮らし化が進んでいる世の中では、このような業務が今後も増え続けるのでしょう。
成年後見のご相談は<枚方市・寝屋川市・香里園の香里司法書士事務所/相続・遺言サポートオフィス>まで