これは情けない。。。

債務整理についての相談を受けていた中での話。

 

うちの事務所に来る1年ぐらい前に、

とある超有名司法書士事務所に相談に行ったそうです。

その時点での状況をいろいろと説明した結果、

自己破産についての話が出てきたそうです。

 

ところが、

「自己破産というのは、いろいろと書類を書かないとあかんし、

集めないとあかんし、あれもせなあかん、これもせなあかん・・・と、

自己破産てなったら、こんなに大変なんですよ。

だから、あんまりお勧めしません。」てな感じで、

本などを持ち出してきて、説明されたそうです。

 

ようするに自己破産の仕事はメンドクサイから、

依頼されないように説明をもっていったわけです。

 

情けない仕事の断り方をするな!と思います。

やりたくないなら、やりたくないとはっきり言えばいいのだ。

「メンドクサイし、オイシイ仕事じゃないから、うちはやりませんねん。やってくれるとこ紹介しますわ。」

と言えばいいのだ。

 

こんな話、この有名事務所に限らず、

今までも、何回か聞いたことがあります。

それで、そのうちにウチの事務所に相談に来られて、

うちで債務整理(任意整理も破産も民事再生も含めて)を受けたことも何度かあります。

 

債務整理も含めて裁判業務というのは、

その内容によって取りうる手続、それに要する知識、時間、費用など、

全然変わって来ます。

正直に言うと

ウチの事務所でも、知識的にも、時間的にも、

これは、今はようせん!というような仕事もあります。

そのときは、はっきりとそう言って、お断りし、

その分野にたけた専門家を紹介するようにしています。

 

だけど、依頼者に負担を感じさせて、やめるように持っていくという

情けない断り方は、ありえない話です。

だって、せっかく相談に来られたのに、

なんの解決にもなっていない、解決の糸口さえアドバイスできていない。

それだけはアカンと思います。

うちでもお役に立てないことはあると思いますが、

最低限、何かしらの解決への光明は持って帰ってもらいたいと思っています。

 

 

相続問題・成年後見・債務整理のご相談は<枚方市・寝屋川市・香里園の香里司法書士事務所/相続・遺言サポートオフィス> まで 

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です