2019年香里司法書士事務所にご依頼ありがとうございました。
先日、各メディアで京都の空き家のことが、報道されていました。
ここ数年を象徴するようなというか、
これからの日本を示しているかのうようなニュースといえます。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/104323
京都新聞の記事によれば、登記簿には202名の登記名義人が記載されている。
昔は、選挙権を得るために、税金を分割して納めようとしたことが原因らしいです。
この数はなかなか衝撃的というか、あまり他では無いことではありますが。
この202人の相続人は1000人は超えるだろうとのこと。
この登記名義人に対しての相続人の割合は、
香里司法書士事務所にご依頼いただく枚方市や寝屋川市でもよくあることです。
ここ数年、当事務所でも、大正時代以前から登記名義が放置されている案件が、
何件かありますが、一人の名義人からの相続人は30人以上になっています。
大昔から放置されている案件でなくても、子がいない夫婦の相続でも、
相続人は10人以上になることはよくあることです。
有効な遺言書があれば、解決は早いのですが、、、
そうでなければ、一人ひとりと話をして、遺産分割協議書に実印を押してもらって、
印鑑証明書を提供してもらわなければ、解決できません。
相続のご相談のうちの数パーセントですけど、
このような困難な相続のケースが、うちのような個人事務所でも
今年は10件程度ありました。が、
なんとすべて解決しそうです!
まだ登記できてないのもありますが、なんとかなりそう!
正直奇跡的なのもありました。
ということで2019年は相続登記をたくさんご依頼いただいて、
様々な勉強もさせてもらいました。
2020年は、登記のシステムが少し変わりますが、
困難な相続は増えるだろうし、そういうご相談こそ、
香里司法書士事務所へご用命ください。
では、2019年ありがとうございました。
2020年もよろしくお願い申し上げます。
香里司法書士事務所
司法書士 宮本輝一