ボランティアとは
先日、産経新聞の朝刊に、
ボランティアについて考えさせられるエッセイ記事が載っていました。
曽野綾子さんが書かれた記事のほんの一部を映したものですが、
この写真の部分について、ほんとうにその通りだと思います。
最近は、高校生などが課外授業でボランティア活動をしたり、
大学生のボランティアサークルが盛んだったりします。
僕も、学生はまず何を差し置いても、学問をすべきであると思います(過去の自分を棚に上げますが)。
ゆとり教育だの、週休二日などで学問をする時間は僕らの学生時代より減っているはずです。
さらに、時代に応じて、パソコンの事業や外国語の事業が増え、その分、
学問の基本である国語や算数などの時間が圧迫されるはずです。
そのような状況の中で、中学高校で、ボランティアと称して、課外授業をすべきではないと思います。
大学生においても基本は同じだと思います。ボランティアをするのであれば、
それが研究材料になり専攻している学問に活かされなければいけないと思います。
この記事では、我々社会人に対しても警鐘を鳴らしています。
僕も青年会議所を通じ、地域への貢献活動に参加しているつもりですが、
これが果たしてボランティア活動と言えるのか言えないのか、微妙なものだと思います。
ただ、この記事で曽野さんは、ボランティアは楽しくなったら辞めないといけないと書かれています。
その意味では、青年会議所活動は、ボランティアではないことになりますね。