債務整理と住宅ローン
当事務所では、開業以来、債務整理の仕事を受任し続けてきました。
ここのところ、かなり債務整理の案件が減ってきました。
ほんとに、債務に困っている方が減っているのなら、
司法書士としては喜ぶべきなんでしょう。
ところが、「住宅ローンが払えなくて・・・」と相談される方の割合は減っていません。
いや、割合で言うなら増えているかもしれません。
以前は、「カードローンがきつくて・・・」と相談される方がほとんどでした。
話を聞いていくと、住宅ローンもあるやん!ってパターンでした。
最近はそうではなくて、住宅ローンしか債務がないという相談が何件かありました。
これは、つらいです。
これを解決するには、収入を増やすしかない。
それができればなあ・・・ってなりますよね。
あともう一つは、住宅ローンの借り換えで金利負担を減らす。返済月額を減らす。
という方法です。
80年代や90年代前半に住宅ローンを組まれた方なら、大幅減額もあり得ます。
ただし、滞納してからだと、借り換えの審査がしんどくなります。
そうなる前に、相談していただきたいのですが、これがなかなか。
いまのこの状況を作りだしているのは、一向に上向かない日本経済ということなのかもしれませんが、
住宅ローンの相談にのり申請を代行する不動産屋や銀行にも大きな問題があるのは間違いありません。
住宅ローンは多様化していますし、これから住宅ローンを組む際には、
銀行にも不動産屋にも利害関係のない専門家に相談されることをお勧めします。
当事務所でも、モーゲージプランナー(住宅ローンの専門家)として相談を承っております。
詳しいご相談は<枚方市・寝屋川市・香里園の香里司法書士事務所/相続・遺言サポートオフィス>まで