本人確認と意思確認
とある病院へ行ってきました。
来週家を購入される方に会うためにです。
司法書士のまさに王道の仕事、花形の仕事は不動産購入の際の名義書き換え業務です。
我々は、取引決済業務などと呼んでいますが、
売主様から買主様へ確実に登記名義を変更するための書類をチェックしたうえで、
売買代金の受け渡しのGOサインを出す。
そして速やかに登記申請をし、名義書き換えを完了するのが業務内容です。
書類が完璧に揃っていなければならないことは当然なのですが、
それ以上に大事なのが、「ヒト・モノ・イシ」の確認です。
売主様が所有者本人であること、買主様が本人であること。
売主様、買主様本人が不動産の売却と購入の意思があること。
売買の目的の不動産が間違っていないことを確認すること。
この3つがもっとも大事です。
不動産の確認以外は、決済当日にするのが一般的ですが、
今回は、買主様が入院されており取引の場に出席できないとのことで、
事前に、ヒトモノイシの確認をさせていただきました。
あとは、取引当日には買主様の代理人である身内の方に出席していただき、
書類と代金の受け渡しをすることになります。
ヒトモノイシの確認は、確実に名義の書き換えをするためには絶対に怠ってはならない業務です。
たしか、自分の知らないうちに不動産を購入していたことになってい政治家がいましたが、
司法書士の立場からするとあり得ない話ということになります。
詳しいご相談は<枚方市・寝屋川市・香里園の香里司法書士事務所/相続・遺言サポートオフィス>まで