ワクチンのこと
先週末のニュースで、
肺炎球菌のワクチンとヒブワクチンの予防接種を当面中止するとあった。
3月に入って、乳幼児が立て続けに4人も亡くなるという事実を受けてのものだ。
もうすぐ2歳の息子がいる我が家にとっても、他人ごととは思えない。
息子は幸いにも、アレルギー反応などなく、昨年、接種を終えた。
ヒブワクチンなどは、何ヶ月待ったか分からないぐらい待った末に、ようやく接種した。
どういう病気を引き起こすウイルスなのか、よく分からないまま接種したのだけど、
ワクチン接種が始まる前から、市民団体か何かが、日本だけがヒブワクチンの認可が何年も遅れているので、
早期認可をと訴えていたと記憶している。
で、ヒブワクチン接種が開始されるや、どこの病院もワクチンの品薄状態になって何カ月も待つことに。
そういう騒動を経て、今回の接種禍(ほんとうにワクチンが悪いのかどうか分からないが)騒動。
いつも厚労省はやることが遅いだの、利害が渦巻いてるだの疑惑を向けられているが、
また今回もそうなるのだろうか?やっと認可したのに・・・
毎週木曜日の「外交官 黒田耕作」を欠かさず見ている(真保裕一愛読者なのでビデオしてでも見ている)。
このドラマの背景も、薬害事件とその裏にある権益にある。
厚労省や政治家が悪者扱いになっているのだけど、
現実の世界では、実際どうなんだろう。
厚労省は早く認可せよと責め立てられ、認可したら認可したで。。。
そういえば、何年か前のタミフル事件もどうなったかわからないままのような。