相続対策が重要になります

来年から相続税が変わるようです。

今朝の新聞によると

「政府税制調査会は13日、個人所得や資産に関連する税目の見直しで、最終調整を行った。」

「相続税は50%の最高税率を55%に引き上げる」

「配偶者や子供が遺産を相続する際に税負担を軽減する基礎控除を4割圧縮。その結果、免税額は5000万円から3000万円に下がり、法定相続人1人当たりに追加される控除額も1000万円から600万円に減額する。」

「贈与税は生きている間に財産を次世代に移す「生前贈与」の優遇措置を従来の「子」から、「孫」世代にも拡大し、経済活性化につなげる。」

とのこと。

 

現行法では、相続人が配偶者と子供2人である場合、相続財産が5000万円+3000万円(相続人3人×1000万円)の合計8000万円までは相続税がかかりません。

来年、改正されれば、同じ相続関係だと、3000万円+1800万円(相続人3人×600万円)の合計4800万円までが相続税がかからないということになります。

控除が半分近く減ってしまうんですね。

相続税の対象となる方がかなり増えそうです。

これまで以上に相続税対策が重要になってきます。

遺言や、優遇措置を活用した生前贈与による対策は司法書士や税理士にご相談ください。

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